旅行業の開業手順は?旅行業者として登録される一連の流れを解説!

旅行業を営むためには、旅行業法に基づく旅行業者の登録が必要です。
登録される為にはどのようなプロセスを踏むのか、旅行業の開業を考え始めてから登録されるまでの、一連の流れを紹介いたします。
旅行業の代表例はパッケージツアーの販売です。法律上どのような業態が旅行業に該当するかは規定されているものの、自分の計画している事業が旅行業になるのか、少しわかり辛いと感じる方もいると思います。

こちらのページではどんな事業が旅行業に該当し、登録が必要になるかを解説しています。
計画事業が旅行業に該当ししそうだとわかったら、旅行業の登録区分について確認をします。旅行業では第一種旅行業、第二種旅行業、第三種旅行業、地域限定旅行業、旅行業者代理業の5つの登録区分にわけられており、それぞれ取り扱うことのできる業務範囲が異なります。このほか、旅行サービス手配業という業種もあり、まずはどの登録区分で申請するかを決める必要があります。

こちらのページで旅行業の登録種別について解説をしています。
旅行業に登録されるためには、いくつかの要件を満たした上で審査を受ける必要があります。保証金の供託や旅行業務取扱管理者の選任など、前もって準備が必要な要件もあるため、申請に向けて見通しを立てます。

旅行業協会への加入は任意ですが、保証金の供託額の負担が軽くなるなどのメリットもあるため、加入の検討を行います。

旅行業協会への加入についてはこちらで解説しています。
申請に必要な書類を準備していきます。
必要な書類の数は多く、中には作成に時間がかかるものもありますので、計画的に準備を進めていきます。

必要な書類についてはこちらを参照ください。
申請書が揃ったら管轄の行政機関へ申請を行います。1ヶ月~2ヶ月ほどの書類審査期間を経て、登録の決定がなされます。
営業保証金(旅行業協会に入会する場合は分担金)を供託し、供託済み届を提出することで営業開始となります。